仕事で成果を上げるにはどうしたらいいのか、業務効率を上げるにはどうしたらいいか、全社一丸となって売上を上げるにはどうしたらいいのだろうか、これが企業の一番の悩みであり、この達成が経営そのものであると自覚はしているものの、さてその『方法』に関しては様々な考え方があり、社員の「やる気×能力=成果」と仮定すると随分わかりやすくなります。
「能力」は経験や研修、環境によって伸びていきます。ゆえに企業は様々なスキルアップのための機会を用意することになりますが、「能力」には個人差があり、この差はいかんともし難いものです。「能力」は個性と割り切れば、個性とはそう簡単には変えられないものだと気が付きます(徐々には伸びていきますが)。
しかしながら「やる気」については社員一人一人、その時その時でマイナスもあればプラスもある。どんなに能力が高くても「やる気」が0であれば成果は0、マイナスであれば成果もマイナスになってしまいます。子供に「やる気」を起こさせるには「抱きしめて、良いことをした時には誉め、悪いことをした時には直接注意を促す」。社員との関係も同じです。社員の「やる気」は社長(経営幹部)との距離に関係しているのです。
・ 社長の考え方を社員が自分のことのように理解していますか?
・ 愛社精神はどうでしょうか?
・ 社員は会社を誇りに思えていますか?
・ 会社/社長と運命共同体だと思っていますか?
・ 社員が心を開いていますか?
とにかく社長から見た社員は1対多数ですので姿が見え難い、特にこつこつと真面目に地道な活動をしている社員こそ見え難い。社長が見ていてくれないと、分かっていてくれないと、社員に「やる気」は起きないのです。現場主義も社長と社員の距離を縮めるための方法でしょう。そして『距離』は社長が測るものではなく、社員が測るものなのです。「距離の近い社長だろうか?」、「距離の遠い社長だろうか?」と自問するのも悪くありません。
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